明日突然変わることなどない

前の会社で、毎日同じ愚痴を言いつつ

結局全く行動を変えない人がいました。

 

愚痴の内容は日によって変わるけど

本質的にはいつも一緒です。

 

彼はいつも

本当はやりたくない、何とかして変わりたい

とずっと口にしていました。

やりたくないならやらなければ良いじゃない。

変わりたいから変えればいいじゃない。

僕はいつも心の中で思っていました。

 

でも彼はいつまで経っても行動しませんでした。

彼はいつも変われない理由を周囲や環境の

せいにしていました。そして話しかけやすい

僕に一通り愚痴を言い終わると、その場は

満足して帰っていくのでした。

 

結果彼は自分から周囲や環境を変えに行かず

今でも悶々としながら前の会社で愚痴を言いつづけています。

 

彼の口癖は、「明日から変わるんだ!」です。

彼が変わると言い始めて何回明日を迎えたのかは分かりませんが、僕が知る限り1000回は軽く超えています。

 

一方僕は転職してから思うことがあります。

それは願っているだけでは何も変わらないということです。

 

転職前の僕も自分を変えられませんでした。

そして転職という行動をしました。

 

転職先ではキャリアが一度リセットされてしまいます。

危機感が募ります。本物の危機感です。

 

明日チームから外されるかもしれないのです。

必死です。新しい知識を吸収したり、自分の

やる仕事の範囲を増やしたり、自分で環境を

変えて行かなければいけません。

 

地味で大変です。疲れます。

でも変わっていけている実感はあります。

少なくとも愚痴を言うより前に進んでいます。

 

 

結局行動することでしか、人は前に進めない、

突然幸運がやってきて、自分の状況が変わるなんてありえないのです。

 

 

決断することは怖いことです。

檻の外に出るのも怖いです。

でも、どうせ一度きりの人生です。

変化を待つのではなく、自分から変化をする

行動をしてみてください。

人間も腐る

リンゴの隣にバナナを置いておくと

バナナが早く黒くなります。

これは酸を出すリンゴがバナナの酸化を早めるからだと言われています。

 

人間も同じです。

酸を出すリンゴと一緒にいると

どんどん腐ってしまいます。

 

バナナは黒い方が甘みが増しますが

人間の思考は劣化の一途を辿ります。

 

酸とは思考停止させる思い込みや価値観です。

酸も目に見えませんが価値観はもっと不確かなものです。知覚できません。

 

知らないうちに真っ黒になっていく自分を

想像してみて下さい。恐ろしいと思います。

でもなかなか自分から環境は変えられません。

黒くなっていく自分に気がつかないからです。

内側にいる人には自分の黒さが見えないように

なっているのです。

 

だから外側から自分を見ることはとても大事なことなのです。

 

なぜ多くの人は外側から自分をみないのでしょうか。それは怖いからです。自分が黒くなっているのを薄々知っているから。

 

その恐怖心を誤魔化すために

会社への罪悪感とか手間が掛かるとか

言い訳をしているのです。

 

でも言い訳をしたところで

自分が腐っていくスピードは変わりません。

 

そして真っ黒になってから

白い自分には戻れない現実と共に絶望します。

 

毒素を出し続けるリンゴは

何の罪悪感もありません。

 

 

 

転職活動のデータ分析

転職サイト経由で応募をすると

転職サイトに自分の過去の成績が貯まる。

最近の転職サイトは無料なのにとても便利だ。

 

 

 

分析によると僕の転職活動結果は

以下の通りとなる。

 

 

【活動期間】

    2ヶ月半

【応募】

    31社

【書類通過】

    13社

【一次面接通過】

    4社

【最終面接通過】

    2社

 

世間との平均と比較すると

【書類通過】平均 約30%  実積41%

【一次通過】平均 約40%  実積30%

【最終通過】平均 約50%  実積50%

 

とほぼ世間並みという結果になりました。

とはいえ、最初の方に一次面接落ちまくって

いるので、

 

面接こなれた僕vs初期のどうしようもない僕

では合格率は明らかに異なるだろう。

多分他の人も同じような傾向になるんじゃ

ないだろうか。

 

 

一部の超人的な人が内定を沢山頂いている

可能性もゼロじゃないけど、転職エージェント

の人も、最初からすんなり受かる人は少ない

って言っていたので当たっている可能性大だ。

 

 

上記の仮説が正しいとすると

ちょっとばかり最初の面接に落ちて

転職活動を止めてしまうのはやっぱり

もったいないなーと思う。

 

 

僕も面接連続で落ちまくった時は

折れそうになったけど、そこで止めなくて

本当に良かった。

 

 

最初の方で面接に受からない人が

大半だとすると、平均合格率は押し下げ

られている可能性大で、後半合格率が

上がる可能性はとても高いのだ。

 

 

 

よく、現職との時間の都合がつかない

ことを理由に転職活動からフェードアウト

してしまうことがあるらしいが

転職できる可能性が高い場合、

「どうせ辞めるんだから関係なくない?」

と思う。嫌な職場なのに義理立てする

必要は全くない。

 

 

僕みたいな特別優秀でもない奴が

結局平均合格率に収まっているのだ。

優秀なのに行動しないのは自分の人生を

どんどん損していると思った方がいい。

 

 

そもそも企業が自分の待遇の保証を

データで示してくれることってないのに

何で僕らは会社に義理立てなんてして

しまうんだろうな。

 

思想は伝染する

転職活動をしようと決めたとき、

僕は周りの仲間たちと結構な頻度で

なりたいビジネスマン像について

語り合っていた。

 

 

会社に不満を持っていた若手はとても多く

明るい未来に繋がる理想論をあれこれと

巡らせて楽しんでいたのだ。

 

 

転職活動の時、僕は職場の愚痴を一切

言わないようにしていた。

むしろ明るい未来や、なりたい姿について

熱く語るようにしていた。

 

 

これには理由がある。

 

 

転職活動では現職の不満を言うのは

絶対にタブーとされているのだ。

 

 

面接官の立場からすれば、

現職の不満を言う奴は信用ができない。

自分の会社に入っても、同じように

なるんだろうなと連想するからだ。

 

 

どんな会社でも100点の環境など存在しない。

そんな当たり前の客観的な事実を理解せず

愚痴ばかり言っている奴がいたらどうか。

 

多分、思慮の足りない子供か

よっぽど頭が悪いと思われるだろう。

面接官が知りたいのは、相手が自分の

会社に貢献してくれるかどうかだ。

過去ではなく未来を見たいのだ。

 

 

そもそも面接官はプロなので

転職してくる奴が不満を持っているなんて

百も承知である。

 

それが分かっていて

わざわざ地雷を踏む人は嫌われるのだ。

 

だから僕は普段の生活で愚痴を言うのを

やめた。多分面接の時だけ取り繕っても

ばれてしまうからだ。

 

 

そうして仲間と未来について

あれこれと語り合っていると不思議な

ことが起きた。

 

 

僕の考えを周囲が理解し、

行動するようになったのだ。

 

 

例えば一度も転職を考えたことが

無かった後輩も転職サイトに登録し始めたし

パワハラ上司に毎日説教飲みに付き合わされ

ていた同期も、上手いこと理由をつけて断り、学校に行ったりするようになった。

 

今では二人とも転職を成功させて

新しい環境で活き活きと働いている。

 

 

愚痴を言い合っていた時には

全くそんなことはなかったのに、

前向きな未来を語り始めた途端に

行動が変わるなんて、不思議なものだ。

 

 

思想は伝染していくものなのかもしれない。

毎日の負のループから抜けられずに悩んで

いる人がいたら、是非未来への思想を語る

ことを試して見てほしい。

 

 

自分が関与して他人が変わってくれるのは

格別に嬉しいものだ。

転職をすると良いことがある?

前職のときは、とにかく毎日が嫌だった。

終わらない根回し、大量の説明。

謎の儀式の応酬。

 

 

一体自分は何故こんな無益な時間を

使ってしまってるのだろう。

いつもそんなことを考えながら

毎日時間が過ぎるのを待っていた。

 

 

でも今は全然違う。

前向きな仲間、理解ある上司

わくわくする仕事と良い顧客。

正直毎日が楽しい。

 

 

いったい何が違うのだろう?

 

 

本当にいい仲間と出会えて

理解ある素晴らしい上司に巡り会えて

仕事内容がワクワクするものに変わったの

だろうか?

 

 

実は違うのではないかと思う。

 

 

変わったのは自分なのだ。

 

 

 

嫌な自分と環境を変えようと、

自ら進んで意識を変えて仕事を選んだことが

今のポジティブな自分に直結している。

 

 

 

ある調査によると、

人間には自己が意思決定することによる

幸福感が存在するのだ。

 

 

 

前の職場では、ただ与えられた仕事を

忠実にこなすロボットの様だった。

しかし、今は自分で選択した生き方を

自分でしているという自負がある。

 

 

 

自分で決めたのだから責任を持って

やり遂げようという気になるし、

自分の置かれた環境は自分で変えて

いくものだという認識が強くなる。

 

 

自分のために生きているという

意識が自らを解放し、能動的に

仕事に取り組むことによって周囲にも

良い影響を与え、環境が良くなっていく。

そんなプラスの循環が起こっているのが

転職したあとに起こった僕の変化だ。

 

 

 

どんな会社にも負の要素はある。

しかし、心の持ち方次第で負の程度は

軽減し、プラスにも変換されるのだり

 

 

だから毎日が退屈で、環境を変えたい人には

是非言いたい。

 

職場を変えると良いことがあるよ!

 

面接結果を待つときの心構え

面接結果は一緒なんだから

いくら考えても仕方ないじゃない!

 

 

と頭ではわかっているものの、

どうしても面接結果を気にしてしまう。

僕は正にそんな人間でした。

多分同じ思いをしている人が今も沢山

いるんじゃないかな。。。

 

 

 

そこでこんなネガティブくよくよ人間の

僕でもつかの間、面接結果のことを忘れられた

時間の過ごし方を書き留めておきます。

 

 

 

1.沢山企業を受ける

 

僕が面接結果のことを忘れられた1番の理由は

次の面接が複数控えていてそれどころじゃない

状態の時でした。

 

第1志望の結果待ちであれば、このパターンは

なかなか通用しないかもしれませんが

転職活動だと圧倒的第1志望ってなかなか

ないと思いますので大体の人に使える

解決策だと思われます。

 

 

一社受けて、結果待ちをして、また一社受けて

というようなパターンだと、時間もロスするし

結果待ちの時間にネガティブに陥りがちです。

 

 

別に受けるのはタダですから、

どんどん受けてみるのがいいと思います。

 

 

ちなみに僕の場合は面接を受けまくっていて

結果待ちしてることすら忘れてた企業から

格通知をもらい、そのまま入社しました。

 

2.第1志望を作る。

 

転職活動は基本的に今いる職場が嫌だから

他に移りたいという動機がほとんどだと

思います。だから今の職場と比較して

少しでも良さそうだと思うとついつい

応募してしまいがち。

 

でもちょっと待ってください。

本当に今結果待ちしている会社は

どうしても行きたい会社なのでしょうか。

 

 

まず、やりたいことを明らかにして

今結果待ちしている会社が本当にいきたい

会社なのかじっくり考えた方が良いでしょう。

考えた結果、やりたいことが他にあり

第1志望の会社が見つかったのなら

逆に今結果待ちをしている会社なんて

どうでも良くなるはずです。

 

 

僕の場合は5連続位面接に落ちて、

他の企業の結果待ちをしていたとき、

正に先程書いたダメな思考に陥っていました。

やりたいことをクリアにした途端、

結果待ちの会社のことがどうでも良くなり

その後受けた企業では合格率が高まりました。

 

面接結果が怖いのは自分に迷いがあるから

なのかもしれません。

 

 

まずはやりたいことをクリアにし、

自分の迷いをふっきりましょう!

 

 

うーん、書いていて2と1は矛盾している

気がしてきましたが、順序的には2→1の

順に対策するのが良さそうですね。

 

第1志望を沢山受けまくりましょう!

面接の怖さ

面接は怖い。

僕の場合は人と話すのがそんなに得意じゃなかったので、尚のこと怖かった。

 

 

面接の怖さは三つある。

 

 

準備する怖さ。

当日の怖さ。

そして結果を待つ怖さである。

 

 

準備する怖さは軽い。

基本的には会社や事業のことを調べ、

自分の志望動機と繋げてアピールポイントを

話す練習だ。まぁ回数をこなせば慣れていく。

 

 

 

当日の怖さは一気に跳ね上がる。

どんな面接官なのか、何を聞かれるのか、

覚えたことをちゃんと言えるか。

ちゃんとたどり着けるか、

受付で変な目で見られてないか、

朝起きてから面接が始まるまで不安である。

 

 

ジェットコースターでジワジワ登っていく

感覚に似ているかもしれない。

 

 

とはいえ、面接が始まってしまえば

不安はなくなる。むしろ終わった瞬間は

解放感に包まれるだろう。

嫌な時間は長くても一日なのだ。

大したことはない。

 

 

 

最も恐ろしいのは面接結果を待っている時間である。こればかりは何度経験しても慣れない。

 

 

転職の場合は面接結果が通知されるまでの

期間が企業によって大きく違う。

 

 

最短で当日というところもあれば

1ヶ月かかることもあるのだ。

僕も2週間以上待たされたことがある。

 

 

世間では2週間待たされると大抵は

不採用になってしまうと言われているが

体感的にはそうでもなかった。

合否は50パーセントくらいだろうか。

 

 

 

なので面接結果を待っている時はハラハラだ。

面接内容を思い出してネガティブな考えに

陥ってしまう。色々な転職サイトを見て

 

まだ望みはあるんだ!

と自分を奮い立たせたり、

落ちたと思い込んで考えないようにする。

 

 

正直とても疲れる。

不採用通知が来ると死にたくなる。

志望動機を言おうとして噛んだのを悔やんだり、姿勢の悪さを反省したり、あの時あぁ言わなければ良かったなどと、ぐるぐる頭をネガティブな妄想が駆け巡るのである。

 

 

 

面接の通過率は30パーセントである。

だからダメで元々!位に思っておけば

良いのだが、実際はそうもいかない。

人の感情はそんなに簡単ではないのだ。

 

 

 

しかし、転職活動を続けていると

30パーセントの合格率が連続でやってくる

こともある。

 

 

僕の場合は8連続で面接に落ち、

もうダメだと思っていたとき、

1次面接の結果を2週間待たされていた企業から

突然の合格通知が届いたのをきっかけに

3社の面接に通った。

 

 

面接は怖いし落ちるとヘコむが

面接を受けている間に成長しているのだ。

どんなにキツイことを言われて面接に落ちてしまったとしても、諦めないで続けて欲しい。

 

 

必ず状況は反転するはずだ。